春花の祈り


春花の美しさ
それは小さくて
淡くて儚いがゆえでしょうか
うつろい往く「時」をまとわせて
それはあたかも
うつろい往く私のこころと重なるからでしょうか
とどまらぬ春花の散りゆくさまに
沈むこころが合わさるのです
されど
花が散るが摂理なら
こころもうつろわぬは不自然なこと
うつろい往く中で
幸いかな伴に旅する人とものを
与えてくださるあなたが
私の沈むこころを
幸いなるものとしてくださる
うつろい往くのを受け入れさせてくれるのです

2018年06月08日